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近鉄奈良駅(きんてつならえき)は、奈良県奈良市東向中町にある近畿日本鉄道(近鉄)奈良線の駅。同線の終点。駅長配置駅である。駅番号はA28。 == 歴史 == 1914年(大正3年)4月30日に開業〔『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』 60頁〕。奈良市街地への乗り入れに係る協議が難航していたため、当初は奈良市高天(たかま)町に仮駅として設けられていたが、同年7月8日に当初の計画通り奈良市東向中町まで延伸し駅が移転した〔。開業以来地上駅で、駅へは併用軌道で乗り入れていたが、併用軌道により奈良線の高速化は妨げられ、さらにモータリゼーションが進展すると当駅付近で自動車の渋滞が頻発していたことから、大阪万博の開催を控えた1968年(昭和43年)より奈良市内の都市計画事業の一環として地下化が実施された〔『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』 302-304頁〕。駅は地下へ移設され1969年(昭和44年)12月9日に開業し、旧駅の跡地には翌年3月11日に駅ビルとして奈良近鉄ビルが開業した〔。 * 1914年(大正3年) * 4月30日 - 大阪電気軌道上本町 - 当駅間開業と共に奈良駅として仮駅で開業。位置は現在の高天交差点付近〔。 * 7月8日 - 仮駅から本駅へ移転〔(現在の大宮通西行車線と駅ビル北側部分の地上区画に存在。当時の大宮通は近鉄奈良駅より西側は現東行車線のみ、同駅より東側は現西行車線のみの幅員であった)。 * 1928年(昭和3年)8月 - 大軌奈良駅に改称〔『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』 681頁〕。 * 1930年(昭和5年) 2月 - 降車ホームを上本町寄り本線上に設置。乗降分離を実施。 * 1941年(昭和16年)3月15日 - 関西急行鉄道発足(大阪電気軌道と参宮急行電鉄が合併)〔。関急奈良駅に改称。 * 1944年(昭和19年)6月1日 - 近畿日本鉄道発足(関西急行鉄道と南海鉄道が合併。ただし南海線は後に再分離)〔。近畿日本奈良駅に改称〔。 * 1968年(昭和43年)2月3日 - 油阪 - 当駅間の地下線建設工事着工〔。 * 1969年(昭和44年)12月9日 - 地下化〔。 * 1970年(昭和45年) * 3月1日 - 近鉄奈良駅に改称〔。 * 3月11日 - 奈良近鉄ビルがオープン、ビル内に奈良ホテル別館が開業〔『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』 869頁〕。 * 1988年(昭和63年)3月18日 - 1・2番線の延長工事が完成した(同年1月)ため、当駅発着列車の10両運転を本格開始〔1982年3月18日から当駅に10両編成列車が発着しているが、この時までは難波寄り2両をドアカットしていた。〕。 * 1991年(平成3年)6月30日 - 駅ビル内の奈良ホテル別館が閉館〔『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』 875頁〕。 * 2007年(平成19年)4月1日 - PiTaPa使用開始。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「近鉄奈良駅」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kintetsu Nara Station 」があります。 スポンサード リンク
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